渋谷尭深の能力(ハーベストタイム)を検証するサイト
白糸台高校のオーダーを考える
はじめに
準決勝Aブロックで、惜しくも阿知賀女子に敗れ2位となってしまった白糸台高校。果たして、1位となる戦略はなかったのでしょうか。その答えは、ずばり「ある」です。
弘世菫がシャープシューターで4位の新道寺をトバしておけばよかったのです。それを相手の手の内を見るとかいう作戦で下手に生き残らせるところから崩れていったんですよ。
そもそも、相手の出方をうかがうということは自分たちの能力も相手に見せるということで、必ずしもいい作戦とは言いがたい気がします。
しかし、それでは面白く無い上に、なによりこのサイトとして致命的なのは渋谷尭深の出番がないということなので、ここではオーダーを変えていればどうなったかを検討します。
大将編
大将から決めるのかよ、という声が聞こえてきそうですが、余程の大差がついていない限り勝負を決めるのは大将のはずなので、最重要なのは言うまでもないでしょう。
ここで、相手の特性と対処法を整理します。
新道寺…鶴田姫子
特殊能力は白水哩とのコンビで繰り出される「リザベーション」。これを防ぐのはおそらく副将の哩を止める以外に方法はないので、(姫子に対する)実質的な対処法はありません。よって姫子はこの段階では気にしないことにします。
千里山…清水谷竜華
準決勝では怜の未来予知を使い、ゾーンに入ると相手の待ちを察知するという強力極まりない相手ですが、未来予知は和了れる局でしか有効でなく、必ずしも高い手が来るわけではないので、あまり恐れる必要はないのかもしれません(まあ実力も十分なのでそちらを警戒するべきかもしれませんが‥。)。ゾーンに入るとどうしようもありませんが、竜華以外から和了るかツモるかで対処できます。「…対処なのか、それは」と言われそうですが、もうしかたありません。そういうことにしてください。
阿知賀女子…高鴨穏乃
咲阿知賀編の主人公にして、山自体を支配するという、特殊能力者の天敵です。彼女に対して大星淡が無力だったのは作中でのとおり。彼女を倒すにはおそらくフィッシャー亦野誠子では荷が重すぎ、宮永照でも無理かもしれません。弘世菫だと確実に癖を赤土監督が見破っているので、どうしようもありません。ならばどうするか。
渋谷尭深を置いて他に誰がいますか!
いや、このサイトの主役がたかみーだから言っているわけじゃないんですよ! ハーベストタイムならおそらく穏乃の能力を破れる(…ハズ)ので、役満×2で72000点差をひっくり返すことが不可能ではないわけです。他の相手との相性も特に悪いわけではないので、たかみー大将は決まりです。
副将編
そうなれば、大将戦で姫子に好き勝手させないための戦略が必要になります。ここで出てくるのが大星淡。さすがに配牌五向聴から高いリザベーションはかけづらいでしょう。そうなれば大将戦で尭深が楽をできます。多分。
なお、哩以外の相手ですが、データ魔とボウリング娘なら誰が相手しても似たようなものだと思います。よって副将はあわあわ。
残り
残りは先鋒:宮永照、次鋒:弘世菫、中堅:亦野誠子でいいんじゃないでしょうか。各校のエースが集まるはずの先鋒に照を置くのはまあ確実でしょう。菫を次鋒に置くと松実宥にカウンターを喰らいますが、おそらく赤土監督の力なら誰を菫にぶつけようと阿知賀はカウンターを飛ばせるはずです。二条泉にはけっこう効いていたので、次鋒に置くのは間違いではないでしょう。そうなる残った亦野さんが中堅に。新子憧との鳴き勝負を制することができるかどうかが鍵になってきそうです。
まとめ
新生白糸台高校のオーダーは、以下のようになりました。
- 先鋒 : 宮永照(3年)
- 次鋒 : 弘世菫(3年)
- 中堅 : 亦野誠子(2年)
- 副将 : 大星淡(1年)
- 大将 : 渋谷尭深(2年)
目指せ、優勝!
おことわり
ここまで読んでいただいて申し訳ないのですが、この文書はほぼネタです。そもそも作中に出てきたオーダーで勝ち上がってきたわけで、普通に考えればそれがベストなはずです。準決勝は運が悪かっただけなんです。
あと、穏乃の能力を破るためにたかみーを大将に配置したわけですが、穏乃の能力を牌譜から見極めるのなんて絶対無理だろう、と。
そもそも準決勝に来てオーダー変更が可能なのか、という問題もありますしね。というわけで真面目にとらないでください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。